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インタビュー/踊りで農の心を伝える「百姓踊りの会」会長・山口 原右さん

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インタビュー/踊りで農の心を伝える「百姓踊りの会」会長・山口 原右さん●百姓踊りの会を設立したきっかけは。「大潟村は新しい村なので、今まで伝統的な祭事がありませんでした。そこで私たち生涯学習奨励員が、地域に活力が出る心安らぐ芸能はないかと考えていたわけです。ある時、テレビで岩手県東和町の田植え踊りが紹介され、それをたまたま見ていた仲間が、このような踊りが農業の村である大潟村にも合う芸能だということで、田沢湖のわらび座に願いし、大潟村に合う踊りの振り付けや踊り方の指導を受けにいきました。そこで生まれたのが大潟村の百姓踊りです。今から15年ほど前ですね。この踊りは笛、太鼓、 鉦のリズムに合わせて踊ります。内容は四季折々の農作業をユーモラスに表現したもので、肥え出し、田起し、代掻き、田植え、草取り、稲刈り、脱穀、俵積みまで昔の秋田の農作業の1年を踊っていきます。最後に豊年満作の踊りで締め括ります。また案山子を立ててスズメやカラスが悪戯する様子も表現しています。踊り手は当時の農作業の衣装を着て踊り、全体で15分程の演技となります。現在、会のメンバーは生涯学習奨励員やそのOB、太鼓の会の人たち20歳代から70歳代まで27人です」。●どんな活動を。「大潟村地元をはじめ周辺の、高齢者福祉施設を訪問したり、小中学校の文化祭、村で開催されるイベントなどに参加しています。高齢者施設は、年に5回ほど訪問し、高齢者の皆さんから『懐かしい』と喜んでもらっています。地元の中学校ではこの踊りを選択教科の一つとして毎週指導に出掛けています。子供達は踊りや笛、太鼓などをマスターし文化祭で発表します。最近では結婚式のアトラクションとしても依頼されるようになりました。以前NHKのテレビ番組でも紹介されたこともあります。また年に1回、踊りの会の皆で他の地域の踊りを勉強するために出掛ける研修旅行も楽しみですね」。●インターネット学校菜園も話題ですが。「これは大潟幼小中学校の子供たちをはじめ、秋田市内の子供たちに、自ら作物を植え収穫する農業体験をしてもらおうと、大潟村教育委員会が畑を貸付し、その指導と管理をする農場長をしています。これは大潟村のシルバー人材センターが事業を受託して行っているもので、作物の成長が大潟村に来なくても学校に居ながら観察できるように、菜園にカメラ2台を据付けてインターネットでいつでも見れるようにしているのが特徴です。カメラは作物を拡大して写すこともできるので、刻々と作物が変化する姿を知ることができます。現在、幼稚園や小中学校12校が参加し、土曜・日曜は自主的に親子が作物の成長を実際に観察しようと菜園に訪れています」。

[引用元:週刊アキタ]